2012年8月2日木曜日

「毒吐姫と星の石」読了

久しぶりに、紅玉いづきさんの作品を読んでみました。


「ミミズクと夜の王」の続編で、気がついたら発表されてて、出遅れ感の中、読み始めます。

紅玉いづきさんはの作品との出会いは、じつは、「MAMA」が初めて感動して、デビュー作の「ミミズク~」を読んですっかりファンに。その続編ともなるので、期待は高まります。

読み終えてですが、期待通り大変良かったです。
紅玉さんの作品は、登場人部の心情や、その移り変わりがしっかり描けていて、感情移入しやすく、気がつけは同調しているような感じ作品の世界へ入り込めて行けます。今回も、少しずつ変わっていく主人公の心情が良かった。「ミミズク~」を読んだ人は是非読んでみて下さい。 


ざっとあらすじを……





すべての政を、占いによって決める国、ヴィオン。そんな国の姫として生まれたエルザ。しかし、彼女は占いで「毒吐き」とされ、捨てられれてしまう。下町で拾われた彼女は、占いの通り、毒と呪いの言葉を吐き、飢えと凍えるに耐える生活を送っていた。ある時、そんな彼女を呼び戻し、隣国レッドアークへ嫁がせる。毒を吐くための言葉を奪って。彼女を捨てた「占い」によって。
嫁いだ先で彼女を迎えたのは、夜の王の祝福を受けたレッドアークの異形の皇子だった……

という、あらすじ。
前作を知っている方には、ホント期待できる作品です。




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