正確には、
TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II LD ASPHERICAL [IF] MACRO
という、名前らしい。モデル名A14だとか。なんだか長い名前ですね。
とりあえず、非球面でなんちゃってマクロにもなるのは分かります。あと、APS-C機専用のレンズなので、将来的にフルサイズを望む事になったら使えないレンズだったりと名前から推察できます。それにしても、名称になんでも盛り込むのはやめてほしいと思う。
さて、そんなTAMRONの高倍率ズームレンズ。11.1倍の光学ズームという位置づけ。高倍率ズームはあまり画質が良くないと聞きますが、さて、自分にとってはどんな感じか、使用感の初期レビューをしたいと思います。
まずは、開封です。コレをしないとつかえないわけで……
取説やら、そう言った書類は省略。
シグマの単焦点と同様に花型のフードが付属してきます。フードが付いてくるのは嬉しいですね。高い純正のレンズを購入したことが無いのですが、安い、EF50mm には付いていなかったてので、純正は付属しないでそんな所でも設けるのですかねぇ……。
フードを装着するとこんな感じです。
405gということでやっぱり、重い。手持ちのシンズで2番目。重いと言っても、キットレンズと比べてなので、逆にこのくらいの重量のほうが構えた時にホールドしやすい感じがします。
さて、実際に撮影してみたのがこちら……
22mm F8.0 |
100mm F5.6 |
18mm F8.0 |
このレンズ、画質がいまいちという話も聞きますが、広角気味にして実際に撮ってみるとそうでもなさそう。というより、私が撮るのには十分です。3枚めはわざとゴーストが写り込む状況下で撮影してみましたが、プロテクターが付いていることを考えても、いいのではないかと。
次に、単独でズームを検証してみました。
散歩ついでなので、三脚なしなのははじめに言っておきます。
18mm F8.0 |
35mm F8.0 |
50mm F8.0 |
100mm F8.0 |
200mm F8.0 |
価格もリーズナブルなのでこのくらい取れればいいと思います。ちゃんと取れれば、コンテスト等も画質で決まるわけでは無いですし、自分の保存用としてもまったく支障がない画質です。
さて、次に比較の写真を。
流石に、コレは三脚を使わないわけには行かないので、自宅のベランダから見える物で比較してみます。腕があまりよろしくないので、焦点距離が双方で少しずれてますが、近い焦点距離で比較してみます。
また、雲の映りは、TAMRONから撮ったので若干違っています。
TAMRON 18mm F8.0 |
Canon 18mm F8.0 |
広角で撮影。
収差による歪みとかさほど気になりません。また、比較しているのがキットレンズですから、それもあるのでしょう。
TAMRON 35mm F8.0 |
Canon 35mm F8.0 |
TAMRONの方がシャープなのは気のせいかな。明るさ的には、純正のキットレンズ。そんな風に感じます。コレを見ても別段、不満は無いですし、利便性からすると TAMRON を選択です。
TAMRON 50mm(47mm) F8.0 |
Canon 50mm(51mm) F8.0 |
最後に Canon ならば中望遠域の 50mm
ほとんど大差がないです。私的には TAMRON の写りが好きです。
撮影域の比較は、望遠域のレンズを持っていないため、省略します。
どうやら、キット付属のレンズは湿気剤と一緒にお蔵入りになりそう。撮影で活躍するのは、このズームと、単焦点の 28mm F1.8 になりそうです。たまに 単焦点の 50mm を使いそうですが、ポートレートを取る時ぐらいでしょう。
感想として、18mm ~ 200mm の焦点距離がレンズ交換なしで得られるのはホントに便利です。それと犠牲になるのが画質と言われてますが、自分が使う分には問題ないですし、もし、高画質を求めるならば、相応のレンズで対応すればいいのかと。その事を考えると、お出かけには欠かせない1本になりそうです。
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