2012年10月18日木曜日

気になるニュース : SNSのモラル

 昨日あたりから、Twitterで注目されているニュース。

<保護者面談>女性教諭がネットに「モンスターやっつけた」
 和歌山県印南町立印南小学校の40代女性教諭がインターネットの会員制交流サイト「フェイスブック」に「モンスターやっつけた」などと保護者を中傷する書き込みをしていたことが分かった。同校は15日、教諭を担任から外し、自宅待機にした。県教委が処分を検討している。
というニュースがある。
どうやら、以下の様な問題があったらしい。

 町教委によると、教諭は保護者面談について、7月22日に「明日から面談始まる。あー怖っ!地獄の3日間!」▽同24日に「今日のモンスター、いっぱいほめて、機嫌よくお引き取りいただきました」▽同25日に「はぁー!モンスター、態度悪い上に遅刻かよ!」「おーわった♪おーわった♪モンスターやっつけた〜っと」−−などと書き込んでいた。
どうやら、今、流行?のモンスター云々を揶揄して、ストレスを発散していたらしい。これが、Facebook で公開範囲は限定していない投稿だったらしく、以下の様な状態だったらしい。

公開範囲が限定されておらず誰でも見られる状態だった。教諭は同校に勤めていることは公表していなかったが、顔写真などから特定された。

 まあ、学校としても体裁はあるし、処分するでしょう。
 ただ、ここで注意しなくてはならないのは、公開範囲とか、顔写真とかそれ以前で、公共の場所にそのつもりがなくても、「誹謗」ととれる投稿をしていること。確かに、そう投稿して愚痴をこぼしたい気持ちはわからなくも無いですが、SNSに投稿するにはどうかと。もう少し考えて投稿するべきです。何かがきっかけで目にとまります。「公開範囲」は、「共有」という手段で広がってします可能性もあるのですから。

 どうも、この件は責めたくはないですが、mixi の閉じられた環境でできた意識のような気がしてなりません。最近 mixi からFacebook やTwitter へ鞍替えしている人も多いと聞きますが、書いていいことと悪いことの判断がつかないのではないかと。
 私も mixi でそれに近い事をやったり、見受けたりして、嫌気がさして、mixi あまり投稿をしなくなったのですが、「mixi は閉じられた空間」という意識が強く、閉鎖的で排他的。だから、共感を持てる人ばかりという意識がそういった書き込みをするのではないかと。

 しかし、SNSってそういうものではなく、広い世界で共感を持ってもらい、興味を引いてもらい、「自分」という人間を知ってもらうためのもの。そんな気がします。

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