2012年10月16日火曜日

mixi 遅すぎるユーザーへの歩み寄り

 ここ最近、mixi のトップページに「mixiへのご意見をお聞かせください」 というリンクがずっと表示されている。文字通り、ユーザーとの意見交換の場を設けてサービス向上を図りたいらしい。しかし、遅すぎるのではないのかなというのがかおるの見解。いよいよもって、運営も重い腰を上げたのかなと思われます。
 いい傾向ではあると想います。が、果たしてそれで、失ったユーザーを取り戻せるかは疑問。まずは、mixi 離れに歯止めをかける事からでしょう。


 とりあえず、こんな記事がmixi に上がっています。

 「ユーザーファーストなmixiをめざして

 ユーザーとの「ずれ」を認識して、改めてサービスのあり方を考えなおしていきますというような文言になっています。また、「ユーザーファーストウィーク」というカンファレンスの様なイベントも開くらしいのですが、この「ユーザーファーストウィーク」。開催日が平日の夜。もう少し努力して欲しかった。地方の人は参加できないじゃないですか。これを見る限りベクトルまでは変わらずスタンスまでなのかなと。あとは、「ユーザーファーストウィーク」に参加できる人たちの熱意に期待でしょうか。



 さて、こからは、今までmixiに対して感じてきたことをつらつらとまとめてみます。

コンテンツがごちゃごちゃしすぎ


 トップのストリームに流れるのは、「日記」と「ボイス」と「チェック」もう、何が何やらです。仕舞いにはアプリからの自動POSTまで一緒。これは他のSNSわやっている人には嫌われる事間違えなし。昔は、「日記」のみだったのでそれをうまくやりくりしていたので良かったのですが、ここまでコンテンツが入り交じると整理しないと気持ち悪いです。他のSNSのようにストリーム1本でいいと思うんですよね。まあ、それは今まで「増築による実装」で再現してきたのが原因で、「システムの見直し」ができなかったのに原因があるので責められませんが……


日記は別の形に

先ほどの内容の続きですが、「日記」の存在がだんだん希薄になってます。いままでのClosedなSNSの影響ですが、「日記」に意外とネガティブな事を残している傾向に思えます。あまり良くないのですが、「愚痴をこぼしたい」そういう気持ちも理解できますし、かおるもそうです。でも、内容によっては読み手に不快感を与える内容だったりします。そうなると、ストリームには流さずに、こっそり書いて、読みたい人のみ誘導みたいに、ストリームから切り離すだいぶ違う気がします。
 ストリームは日常あった事、感じた事をその瞬間に残すのが今のSNSのスタイルだ思います。


真似するだけではダメ


これは、mixi だけではなくて、ネット業界全てに言えること。今心配しているのは、ソーシャルゲームが何時か崩壊して、その後どうなってしまうかなんですが……。まあ、それは話がそれましたが、今までのmixi の機能実装は何らかのサービスの真似でそれ以下でも以上でもない。これでは受けるはずがなく、後追いが不利。もう少し一味、mixi にしかないものを生み出して欲しい。そうでなくてもmixi としうソーシャルは特殊なので、面白いものができる気がするんですよね。

ユーザーにも問題がある


ユーザーがわがままなところもあるきがします。特に、感じたのは「足あと」機能は欲しいのに、自分の行動は知られたくなくて、「アクティビティ」は反対。それはどうかと、「足あと」は「アクティビティ」の一つとみなすべきで、「アクティビティ」機能をOFFにしたら、「足あと」と「ログイン状況」も一緒にCloseにして欲しいというのがかおるの意見。最近、「ログイン状況」すら残したくないんですよ。他のSNSをやっていて、そっちに比重があるので、mixi はmixi しかやらない人の為に残しているようなものですから。

 それから、古参のユーザーは少しでいいから新しいものを受け入れようといういう心構えを持って欲しい。なぜならば、もう、ClosedなSNSの流行る時代は終わってます。もっと新しいモノを受け入れて、運営と一緒にサービスを盛り上げないと衰退していくばかり。そして、多少は運営の「大人の事情」も理解すべき。無料のサービスですから、どこからか資金調達しなければいけません。これだけの会員と、システムを抱えるとなるとそれなりの資金がかかります。ですから、「スポンサー」が必要で、「スポンサー」が「投資するに値する」と認めるシステムをサービスに組み込む必要があり、それは即物的。「儲かるか」です。そこは多少理解して上げてもいいかと思います。ただ、ユーザーに対して的外れは考えものですけどね。

 と、まあ好きな事を書いてみましたが、ユーザーである以上、サービス停止にはなってほしくないですし、もっと楽しくなるようなサービスにして欲しいので、今回の試みが良い結果を出すことを祈っております。「ユーザーファーストウィーク」は暇がアレばいきたい気もしますが、時間的ギリギリですからね。ちょっと無理かな。

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