2013年7月4日木曜日

Eye-Fi Pro X2 16GB CLASS10 買ってみた

 今回は、こんなデジモノガジェットのレビューです。



 カメラの雑誌等を見ていてふと気になったのが、東芝のFlashAirという一見「便利そう」なもの。で、今回は「FlashAir」ではなく、「Eye-Fi」の方です。理由は、Canon の製品紹介で対応しているとが明記されていること。YouTube で紹介されていることなどを鑑みて決めました。

 さて、そんなこんなで購入した「Eye-Fi Pro X2 16GB CLASS10」ですが、「便利そう」ではなく、「便利」です。






 まずは、パッケージを開けるとこんな感じにリーター/ライタが付属。そんなことよりびっくりしたのは、表に見えるのはダミーだったこと。



 こんな感じにしてUSBへ繋いで、PCのセットアップを行います。



 セットアップは、SDの中に保存されています。セットアップが済めば、それらのファイルは要らないのでフォーマットしてもOKです。その後、セットアップが必要な場合はメーカーのWebページよりダウンロードできるので安心してフォーマットできます。


 順調にセットアップを進めると、Eye-Fiのアカウントと言うものを取得します。実は、Pro X2 はこの作業が必要です。グレードが下のMobiになると、アンティベーションコードというのが付属されるのでコレを入力します。Eye-Fi ミソはどうやら、サーバーで端末登録にあるらしいですね。また、Eye-Fi View というサーバー経由のアップロードもできるので、どちらかと言うとサービスといってもいいのかもしれません。

 設定を順調に進めていけばはれて、無線で保存した写真がPCにリアルタイムで送らて来ます。 Mobi と X2 の違いは、一番わかる所で、RAWファイルに対応しているところ。Mobi はJpeg と動画に対応しているだけです。また、PCへの転送できず、スマホとタブレットに対応となっています。

 私の場合は普段からRAWで撮影して、調整していることが多く、RAWの方が都合がいいのでこちらを選択。Jpegのみで、スマホやタブレット使いで、SNSに良く投稿する人にはこちらのほうが使い勝手が良く、ファイルサイズも小さいので軽快に使えると思います。
 私のようにRAWしか扱わない人は、SNSにアップする時はスマホやタブレットにRAW現像のアプリが必要になります。

 こうして、PCをセットアップして、カメラにEye-Fi カードを挿入し、Eye-Fi設定をONにすればワイヤレスでファイルが転送されます。
 この時、Wi-Fiに接続した状態で撮影すめば、保存時に。撮影後にEye-Fi設定をONにすると、ONにした時までのファイルが転送されるという仕組みです。

 ここで、セットアップ時の注意ですが、既存のLANにPCが接続されている場合は、既存のLANを一時的に無効にしてセットアップを行う必要があります。そうしないと無線LANの認証がうまく行きません。セットアップが終了したら元に戻します。

 一方、スマホやタブレットは、専用アプリがあるので、こちらをセットアップします。セットアップして起動すると以下の様な画面が表示されます。



 PCをセットアップした時と同一のアカウント設定でサインアップすれば使える状態になり、PCの時と同様にファイルが転送されるのですが、この時、Eye-Fiのネットワークの優先順位があり、


  1. ローカルネットワークの接続可能な無線LAN
  2. スマホまたはタブレットとのペアリグ接続
  3. 公衆無線LAN


 と、なっています。
 3は、Eye-Fi View やその他の共有サービスの時に使うと良いですが、1と2の様な優先順位があるので、自宅のPCに転送する設定をした場合、一時的にルーターを止めるか、自宅以外の場所でアプリの設定しないといけません

 また、スマホやタブレットは、Eye-Fiカードとペアリングという概念で接続されるので、1:1でないといけません。また、カメラからスマホやタブレットにファイルを転送するとPCに転送されません。コレに関しては後術しますが、後からPCに転送する事ができます。

 ペアリングを行い、転送が始まるとこんな感じになります。



 自動的にファイルを受け付けます。
 SSは、RAWを転送しています。なぜか、私のNexsu7では、RAWの閲覧ができます。何かをインストールしたからなのか、元から不明ですが、コレにあやかってしまいましょう。(もしかすると元からかもしれませんが……)

  さて、先ほど後回しにした一度スマホまたは、タブレットに転送したファイルをPCに転送する方法です。
 先述の通り、一度、転送したファイルは二度と転送出来ません。そこで役に立つのが、スマホやタブレットから「アップロード」する機能です。

 PC上のEye-Fi Center の左に ベアリングを行った端末が表示されています。


 ここの歯車のマーク(設定)をクリックして、アップロードの設定ほ行います。
 

  その後、設定した端末のアプリで[設定]→[アップロード設定]→[パソコンへアップロード]を有効にすると、アップロードが可能になります。


○まとめ

色々と試してみましたが、こんな感じで設定すると実に便利です。とくに、私のデジ一の液晶はしぼいのでこうやって即確認が可能なのは嬉しいですし、Nexsu7にRAW現像のアプリが入っているので、そくSNSへ投稿もでき、後ほど自宅でゆっくりRAW現像を行った写真でブログに書き直せるという感じに使えます。
 それよりなにより、いちいちUSBケーブルを繋がなくても良いというのがいいところ。コレは断然、楽。また、コネクタ類の蓋の劣化も防げるのの良いです。まあ、転送速度は無線なのであまり期待はできませんが、クラス10はちゃんと仕事しているって感じなので遅すぎるということは無いです。
 ただ、心配はバッテリーの消費。即、転送はなるべくしないか、選択転送にしておくのも吉かもしれません。ただ、本格的に外出先で試してないので実証はありません。

 どちらにしても、スマホ、タブレット使いはあると便利なのは確かですね。
 

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