2013年6月13日木曜日

「ほこ×たて」セキュリティ対決について一考

 色々と情報が出揃ってきたので、自分も考えてみた。

 まずは、今回、言いたいことから。
 やっぱり、マスゴミ。最近のテレビは質が落ちまくっていて、その場が面白ければそれでよく、ただなんとなく数字が取れればいい番組の作り方をしているように思えて仕方がない。
 放送を見た時も、そして、裏事実を知った後もがっかりです。

 番組では、セキュリティ側の勝利。
 ただ、「おや」と不信感を持った人達が多かったと思う。

 まず、簡単に侵入出来てしまっていること。ここも私は不信感たっぷり。どうやら、以下の様な絡まりがあったそうだ。

 ・OSにはパッチが当たっていない。
 ・ソーシャルエンジニアリングしている。

 なるほど、どおりで簡単に侵入できているはずだ。ここを番組は「編集の都合」とやらでバッサリやっている。でも、ここはしっかり伝えて欲しかった。まあ、ソーシャルエンジニアリングば論外ですが、それも含めて、番組にするほうが良い。理由は、機材がしっかりしていても人間がダメなら結局意味が無い。「宝の持ち腐れ」なのだから。

 そもそも、セキュリティは自覚と意識が大切。その補いをするのがセキュリティソフト。そこをしっかり番組にしてほしい。

 そして、一番の不信感は、「ファイル名の変更」コレは痛かった。ファイル名を変更するのは与えられた情報から必要な情報を得るのにもかかわらず、ここでファイル名を変更したのでは土俵に上がっていない。実は、コレも真実は違って、「暗号化」だったのとの事。これも、番組内で説明しておくべき。

 どうやら、素人さんにもわかりやすくするために言葉を代えたつもりでしょうが、「代える」ではなく、「変える」では、意味が変わってしまって誤解を招いてしまっている。「暗号化」の説明は必須だと思うのですが……。そもそも、「ファイル名を変更」と「暗号化」の違いぐらいあの対決を見ている人はわかっているとおもいます。編集側の怠慢しか思えません。あとは、バソコンのパの字も知らない人達が、ろくに意味もわからず編集したとしか思えません。


 報道は色々な人が見聞きするもの。 「物を伝える」、「真実を伝える」という言葉の意味をもっと意識して番組を作ってほしいものです。



0 件のコメント:

コメントを投稿